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CHAMELEON Blog

クリエイティブなアイデアやデザインを紹介しています。
pdfを軽くする方法(圧縮)
pdfファイルを、劇的に軽くする方法をメモします。

Adobe Acrobatが入っているのが前提です。
 ・Adobe Acrobat
 ・Acrobat Distiller(←アドビソフトをセット購入していれば入っているようです。)

【流れ】
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1)PDFをアクロバットで開く

2)「ファイル」→「名前を付けて保存(別名で保存)」→フォーマットを「PostScript (.ps)」にして保存




3) 2で保存した(○○.ps)のデータを再度Acrobatで開く。

4)開くとPDFに自動変換されているので、形式をPDFに保存して完了。
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ほとんど見た目が変わらずに、120MB → 1MB のPDFになりました。
メールでも送れる容量になります。

ハゲワシと少女
南アフリカ共和国の報道写真家、ケビン・カーター氏。
1994年、ハゲワシが餓死寸前の少女を狙う『ハゲワシと少女』という写真で
ピューリッツァー賞を受賞した。

『ハゲワシと少女』


この写真は、スーダンの飢餓を伝えることに成功し、支援が集まる。
しかし同時に、なぜ少女を助けなかったのかと、多くの非難を浴びた。

その後「報道か人命か」という大きな論争にまで発展したそうだが
ケビン・カーター氏が自殺することで
論争は終わったそうだ。

スーダンの深刻さを広め、多くの命を救った写真ではあるのだが、
犠牲になったかもしれないと考えると、正しいとは言い切れなくなる。
考えさせられる一枚です。


参考:d.hatena.ne.jp/fujipon/20110317
地下鉄のバイオリニスト
「地下鉄のバイオリニスト」という話が興味深かったので、掲載します。
元ネタは「玄のリモ農園ダイアリー」さんのブログです。

ーーーー

一人の男が、ワシントンDCの地下鉄駅構内に立ってバイオリンを弾き始めた。

1月のある寒い朝だった。
彼はバッハの曲を6曲約45分間演奏した。その時間帯はラッシュアワーで、
約1000人がその駅を通った計算だ。ほとんどの人たちは仕事に行くところだった。

3分を過ぎた所で、一人の中年の男性が音楽家が演奏していることに気づいた。
彼は歩くペースを緩め、数秒間立ち止まったが、やがて自分の予定に急いで戻って行った。

1分後、バイオリニストは最初の1ドルのチップを受け取った。
一人の女性が箱にお金を投げ入れ、そして止まることなく歩き続けた。

数分後、壁にもたれて彼の音楽を聴く者がいたが、その男性は腕時計を見てまた歩き始めた。
彼は明らかに仕事に遅れていた。

もっとも注意を払ったのは3歳の男の子だった。彼の母親がその子を引っぱって急ごうとしたが、
その子は立ち止まってバイオリニストを見ていた。
最後に母親が強く押したので、その子どもは何回も振り返りながら歩き続けた。
このような動作が他の何人かの子どもたちによって繰り返された。親たちは、例外なく、
子どもたちを先に急がせた。

その音楽家が演奏した45分間で、わずか6人が立ち止まってしばらくそこにいた。
約20人がお金を彼にあげたが、ペースを緩めることなく歩き続けた。彼は32ドル集めた。
彼が演奏を終えると、辺りは静かになったが、誰もそのことに気づかなかった。
拍手する者はだれもいず、だれも気づかなかった。

誰も知らなかったが、そのバイオリニストは世界の最も優れた音楽家の一人であるジョシュア・ベルだった。彼はこれまで書かれたうちで最も難解とされる曲のひとつを演奏した。
350万ドルの価値あるバイオリンで。

地下鉄で演奏する2日前に催されたジョシュア・ベルのボストンでのコンサートは売り切れていた。
そのチケットは平均で100ドルだった。

これは本当の話だ。地下鉄駅でジョシュア・ベルがお忍びで演奏することを企画したのは、
ワシントンポストで、これは人々の認知、テースト(嗜好)、優先順位についての社会実験のひとつだった。

その企画の概要はこうだった。
ありふれた環境で、都合の悪い時間に、
私たちは美を認知するか?
足を止めてそれを観賞するか?
予想できない状況でも才能を認知するか?


この経験から得られる結論のひとつはこうだろう。

世界最高と言われる音楽家のひとりが最高の作曲と言われる曲を演奏するのに、
一瞬たりとも立ち止まって聴くことをしないのならば、私たちはどれほどのものを
見過ごしているだろうか?



ーーーー

面白い実験です。
駅のような忙しい場では、気にも留まらないのかもしれません。

そもそも、
耳を傾けられる余裕があったとして、自分はこの演奏を聴いたのだろうか。
詳しくない物事で美を認識できるのか、
演奏者の見た目(野球帽にジーンズ姿でゴミ箱の横で演奏していた)で判断し、スルーしてしまわないか。
有名な音楽家だと分かれば、恰好なんかおかまいなしに聴いてしまうんじゃないか。

有名だとか、売れているとか、そういうものを判断の材料にしてはいけないんだけど、
少なからず影響を及ぼしている気がします。

あらためて、自分の判断や感覚を大切にすることが必要だと思いました。
文化的・経済的視点【水戸岡さん記事】
2年前のものですが、水戸岡さんのプレゼンテーションをまとめたブログを見つけました。
水戸岡さんの、ものづくりに対する気持ちや考え方が書かれていて、素晴らしい内容になっています。
ものづくりをされている方にオススメします(特に後半)。

tamalogさんのブログ
http://tamachan.jugem.jp/?eid=487

一部引用:
木の床を作るっていう提案をするとだいたい、掃除が大変だからとか、傷がつくとかメンテナンスが大変だとか、経済的に最適化されたことを言われる。
費用対効果はよくないかもしれない、手間は掛かる。そういうときは木にするメリットは「木を磨くっていう感動が生まれます」って言うんです。
経済で切るとたいがいそういう話になるんだけれど、文化で切るとまったく違うものが見えてきます。
ものを見るときに文化か経済か、っていうとすぐわかります。如何に文化を構築するか。経済だけできると楽な方にいってしまう。でも文化となると違うんです。
手間暇かけて何をするかなのだから。


ここに書かれているような文化的な視点は、
本来でいえば、誰もが大切にしたいものではないでしょうか。

良いデザインは心に響き、それが心地良さにつながります。
また、誰かに喜ばれるものを提供できれば、
提供した方には、ブランドとしての価値が返ってきます。

しかし、大抵そこには経済的な「都合」が入ってくるから、
なかなか上手くはいかないのですが。

ここに書かれている「文化で切る」「経済で切る」という2つの考え方は、とても参考になります。
今後活用していきたい。


【D&D&DEPARTMENT】水戸岡さんのトークイベント
5/1、D&D&DEPARTMENTにて行われた、
ナガオカケンメイさんと水戸岡さんのトークイベントがありました。

水戸岡 鋭治さんは、JR九州を走る数多くの列車をデザインされた方。
情熱大陸にも出られています。
水戸岡さんが手がけたデザインは斬新であり
人の心を豊かにする列車として、多くの人を魅了しています。

その水戸岡さんのお話、一部メモしていたことを書きます。
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・デザインをするときは、周りの意見を聞きながら、一緒に作るという感覚を大切にしている。

・何かを作るときは、利用者代表としての立場で作る
使う側の立場で作る。

・自分はアーティストではない。
意見を聞いて、情報を収集して、それを整理整頓してカタチにするデザイナーである。みんなの情熱を代理として、見えるカタチに落としこんでいる

・地方で何かをデザインするときに大切なこと。
東京や大阪など、他の都市と比べる必要はない。
それよりも、その場所を徹底的に調べること

・ライブデザイン。
例えば、ジャズなんかでは、各々のプロが集まると即興で音楽を作ってしまう。その感覚。打ち合わせの場で、デザインや予算などを一気に決めてしまう(勿論100%ではない、出来るところまで)。
会社に戻り1日考えたところで、凄いデザインは生まれない。
それよりも、例えばあなたが10年仕事をしていたら、その10年培ったノウハウを出せばよい
結果的に、時間も予算も短縮される。

・公共デザインが良い街は文化レベルが高く見られる。

・一番のデザイナーは母親。
自分の子どもをどう育てていくかは母親。
子どもは家の中、ひいては外に出た公共のものを見て育っていく。

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このトークイベントの模様は、
後日D&D&DEPARTMENTさんのほうでまとめて頂けるそうです。
楽しみです。

それにしても、素晴らしいトークイベントでした。
水戸岡さんのデザインに対する情熱は凄かったし、
経験から語られる内容は、とても勉強になりました。

デザインには弊害がつきものですが、
それを取り除くコツ?みたいなものが、少しだけ分かった気がします。


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原 哲史 Tetsushi hara
Webのディレクション・デザインの仕事をしています。

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